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2006年11月4日(土) |
騒音 |
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今、教室の隣のビルに「吉野家」が入るらしく工事をしています。
毎日、朝から夕方までドリルの音が響いています。
さすが都会は秋田と違って(ちなみに私は秋田県の八郎潟と言うところで高校生まで育ちました)隣のビルって言うのは50センチも離れていない距離なので、音も振動もよく響きます。
工事現場は控え室や受付のすぐ隣なので、パソコンを使ってるといるとイラっとくるほどです。
先日、遠田君に「工事の音、うるさいよね」と言ったら「受付にいるからだろ。フロアにいると気にならないぞ」と言ってましたが、そうではないことに気がつきました。
遠田君がうるさく感じないのは自分の声がうるさいからだと思います。
普段は遠田君の声がうるさい教室が、今は二重奏となって響いております。
先日,パソコンに向かってた香織ちゃんが「先生、うるさいですね。私、文句行ってきましょうか?」って言うので(え、おとなしい香織ちゃんが珍しい)と内心驚きながら「そんなうるさい?」って聞いたら「だって、クレームついたらお詫びに牛丼のサービス券くれるかもしれませんよ。えへへ」
ん〜、目的はそっちか。
そして香織ちゃんが苦情を言ったかというと「吉野家と工事の人は違うから、言っても無駄だろ」という社長の一言であきらめました。
そういえば昨日、工事の焦げ臭いにおいが教室の中に入ってきました。
っていうことは、もしかしたら牛丼の臭いも入ってくるの?
その時こそ、香織ちゃんに活躍してもらおう。
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2006年11月2日(木) |
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本日購入限定コスメ |
うちの若いもんはホント気が利きません。
今日は木曜日、せっかく人がエステに行って爆睡し、その後島屋のシャネルでファンデーションと今日発売のクリスマス限定コスメを買ってご機嫌で帰ってきて、楽しく労働に励んでいました。
チラッと見ると2人でパソコンに向かっているので「よし、今日も私のふりをして日記を書いてるな。(お詫び:実はずーっと前の分別鋏の話は締め以外はヒデキチ作でした)関心、関心」と思っていざ帰ろうとしたら「先生、日記」と言うので「書いてたんじゃないの?」と聞いたら「ネタがありません!!」
それからあせって3人でネタを考えても何も浮かばず。
ヒデキチが「そういえば、昨日また『ソレイユさんですか?』って電話が来ました」
ソレイユさんというのはご存知のかたもいらっしゃると思いますが、オンダダンスと同じ電話番号だった交際クラブさんです。
「それで?」「いやぁ〜、あっちも切羽詰まってた声でイライラしながら『ソレイユさんじゃないならどこなんですか?』って聞くので、僕もイライラして違うところの名前言ったってしょうがないだろと思って「ただの教室ですって答えました。」
「それで?」「それだけです」「・・・・・・・・・・・・・」
気が利かないなぁ〜。毎日ネタに困ってんだから、懇切丁寧にお相手して話を聞いてあげなさい。
そして3人でグズグズしていたら、遠ちゃん、仕事終了。
レッスンを受けてたノリダー先生に「ネタない?」って聞いたら、
「この前ね、うちの教室にB級の先生が練習にきたんですよ。そしたら僕のパートナーに『先生、カップルのバランスってどこにあるんでしょうね?』って聞いてたら彼女は『え〜、バランスはやっぱり足じゃないの?』っておろかな返事をするんですよ。」「えっ、ノリダーはどこにあると思うのよ」って聞いたら「そんなもん、池袋の西部デパートのB1にいくらでもありますよ」
負けました。
ちょっと〜、ヒデキチも香織ちゃんもこれくらい軽くネタを提供しなさい。
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2006年11月1日(水) |
証拠写真 |
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先日、私達がB級の頃の話を書きましたが、その頃遠田君がどこまで絞って栄養失調気味だったか、写真を持ってきました。いかがでしょう?
16年くらい前の写真ですが、そのゲジゲジ眉はないだろうってくらい怖いものがあります。
香織ちゃんとヒデキチの反応は「すごぉ〜〜〜〜い」となかなか良いものでした。
ちなみにその時の結果は、ちょっと引っ張っておきましたが「優勝」でした。
と言うのも、その1年前のこと。
B級1年目を迎えた私達は張り切って前期B級戦に臨み、自分達も回りもびっくりの3位に入賞できました。
小心者遠田君は喜びもつかの間「いきなりこんな良い成績とって、後がこけたらマズイ」とその後もせっせと練習。
後期B級戦に備えました。
後期の試合の1週間まえ、北海道で全日本戦があり、そこで私達はB級選手では唯一24組(今で言う準々決勝)に入り(その中でも限りなく12組に近い順位に入ってた気がします)「よし!このままB級戦がんばるぞ〜」と後楽園に乗り込みました。
そして、結果は無残にも24。
準決勝にも入れず、A級昇級は夢と消えました。
その時は「なんで??」と思ったのですが、今思えば気合の入れすぎで力んでスイングがなかったんだろうなぁと思います。
それに、プレッシャーに弱い遠田君はいつも持ちクラスより上級競技会のほうが良く踊れていたので、今思えば予想はつきそうなものですが、その時のショックは相当なものでした。
「今のままじゃ、また来年もA級に上がれない」と思った遠田進が選んだ道がこの写真の結果です。
まだ若かったから何とかなったけど、今だったら死んじゃいますね。
ちなみにこの写真を見たヒデキチは「すごい、今より老けてる」とまたまたナチュラルに暴言をはいてました。。
でも、君よりは体重ありましたから。
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2006年10月31日(火) |
ランボルギーニ ムルシエラゴ |
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2006年10月30日(月) |
B級戦お疲れ様でした |
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昨日は後楽園ホールでB級競技会がありました。
いつもながらB級戦は観客で満席、、、のはずが、チラホラ空席が。
やっぱり今日で決定!!って訳でもないし、2回しかなかった時より観客の皆さんの緊張感も減ったのかも、、、
私がB級の頃はクラス戦は年2回、ここでがんばらなければまた1年やり直しだ!と思ってだいぶ気合を入れてました。
「俺は男だ」を見て剣道を始めただけあって遠田進はちょっと熱い男です。
そして見かけによらず、小心者です。
B級の頃は「俺は誰よりも体力をつけて決勝まで踊りぬく」と気合を入れ朝は練習、昼は仕事(それもその頃教室の先生がロンドンに行って留守だったのでその生徒さんもレッスンしほぼ休みなし状態)そして夜は終電まで練習、家に帰ったら2キロのマラソンとだいぶ気合を入れてました。
もうそれだけで充分頑張ってると思ったうえに「食事は玄米、油物抜き」を始め、みるみる痩せていきました。
毎日見ている私は気がつかなかったのですが、ロンドンから帰ってきた先生の生徒さんで久しぶりに教室に来た方は「遠田先生どうしたの?あんなに短期間で痩せて癌じゃないの?」とひっそり噂していたそうです。
桝岡栄子先生には「遠田君、何やってんの?貧相に見えるから食事とか気をつけなさい」と怒られ、そしてダンスはどうなったかと「ここまでやった俺は無敵だぜ」と思った遠田君は軽くなってしまい私の重さに耐え切れずスピンをすれば私に引っ張られ、ちょっと大変なことになってました。
やっぱりこれはマズイと気がつき、食事は普通に戻したものの、なにかやらないと落ち着かないという小心者さが災いしてマラソンは続けました。
そしてその時のB級戦はどうなったかと言うと、それはまた今度の機会に書きたいと思います。
過ぎたるは及ばざるが如し。
皆さん、自分の身体と相談して体力を向上させまたナイス パフォーマンスを見せて下さい。
私の尊敬するイギリスのコーチャーの一人、今は亡きソニー ビニック氏は「競技会で1番大切な物はスタミナです」とおっしゃいました。確かに。
ちなみに遠田君がジョギングをしたとき私はしなかったかというとまるっきりそうでもなく、初日は一緒に家を出ました。
家をでて500M、歩道と道路の段差に足を取られくじいてすごすご帰っていきました。
「ほんとにお前はやる気がないなぁ」とけなされながらも内心「やったぁ」と喜びながら。
家からその時のガリガリの遠田進の写真を持って来なかったのが悔やまれます。
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2006年10月28日(土) |
毒 |
画 天野香織 |
以前、入会のかたで新聞記者の方がいらっしゃる、、、と言う話を書いたのをおぼえてますでしょうか?
この方はカップルで埼玉から来てくれるので、来れるのは土曜日のみ。
全日本や出稼ぎなどで土曜日がつぶれてたので、今日は久しぶりに登場してくださいました。
そしてちゃんと日記を読んでくださったみたいで「先生、読みましたよ。感想が聞きたいとの事でしたので、、、」と言って感想をおっしゃってくださいました。
「あわわ、、、」と私があせっていたのと、たぶんけなしちゃ悪いなーと思った生徒さんが言葉を濁して感想を述べてくださったので、ちょっとなんていってくれたのか定かには覚えていませんが、一緒にいたパートナーさんがニコニコしながら「私も楽しく見てますよ。ユーモアがあって良いですね。文章もちょっと毒があってヒデキチ先生をいじめるところなんか楽しいですよ。」と言ってくれました。
「えっとぉ、ヒデキチをいじめたことなんかあったかなぁ?」と鈍感な私はちっともいじめた記憶がありませんでしたが、その後、やはり久しぶりに来てくださった生徒さんが「あら?これが池田先生が写真撮らされた双眼鏡なのね」と笑っていました。
そっかー、本人が気がついてないだけでヒデキチはいじめられてたのかぁ、、、と反省しながら日記制作作業に入ったところ。
私がパソコンに向かってるところ別の生徒さんが話しかけてきてそして記者さんの話に。
「今日、感想を言ってくれたんだよ」と言ったら生徒さんが「え〜、なんて言ってました?」と聞くので「なんか、ちょっと動揺して覚えてないんだよね。パートナーさんが文章にちょっと毒があって面白いって言ってたけど、毒あるかなぁ?」と言ったらこの時とばかりの生徒さんが「あるある、猛毒ですよ」
そうか、いつもそう思ってたのね。
その隣でうっすらうなずいてたヒデキチも私は見逃してないからね。
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2006年10月27日(金) |
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昨日はヒデキチが蘭の花について書きましたが、今日はもう1つの花について書いてみます。
写真でおわかりのようにバラです。
このバラを持ってきてくれた人はご存知の方もいらっしゃると思いますが「池田さん」という方でこのオンダダンスを作ってくれた茨城の建築屋さんです。
池田さんは家にバラ園を作るほどのバラ好きで、バラ通の間では(バラ族ではありませんよ)ちょっと知られた方らしくお家にバラ好きの方が見学ツアーに来るほどらしいです。
教室にお花があるのは嬉しいので私は単純に喜びましたが生徒さんでお花に詳しい人はやたらとけっこうな勢いでほめてくれます。
そうなると俄然嬉しくなって突然花の水を取り替え、今日の日記の題材に昇格になったと言うわけです。
「綺麗だわ〜」は皆さんおっしゃってくださるのですが「こんな元気なバラは、めずらしいですよ。葉っぱの張りが違いますよ。普通切り花はしおれちゃうのにすごいですね。茎がこんなにすっと立ってるのも珍しいですよ」
と花の美しさとともに花の丈夫さにも感心してくれます。
実は昨日の長生きな蘭も池田さんにいただいた鉢です。
なんか池田さんの花はドーピングでもしてるんじゃないかと思うくらい元気です。
やっぱり茨城は水と空気が違うのでしょうか?(いや、私の知り合いの茨城県人の愛読書は家庭の医学だったなぁ)
そういえば、池田さんご本人も信じられないくらい元気な方です。
「この人はいつ寝てるんだろう??」と不思議になるくらい、仕事に趣味にあちこち出没します。
教室の工事が終わってからも不都合がないか何度も教室に足を運んでくださり、頭の下がる思いです。
池田さんはパッと見はただの訛った茨城の人の良いおじさんですが、こよなく芸術も愛しワールドストーンふぇすてばる(池田さんが言うとどうもこう聞こえます)では金賞も受賞したほど。
「このバラはお花も綺麗だけど、活け方のセンスが良いわ。真理子先生が活けたの?」と聞かれますが活けたのも池田さん。
私は花瓶を用意しただけ。せめて少しでも長生きしてくれるように明日からお水はまめに取り替えようと思ってます。
この手前のつぼみは「ブルーなんとか」と言う水色の見たことのないバラなのでもし見事咲いたらまた写真にしてお届けします。
期待はしないで楽しみに待ってて下さい。
追伸
こんなに長々と書いた日記ですが一読した遠田君は「なんだこれ?文章がつまらなすぎ!!」っておい、自分で書いてみろ。
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2006年10月26日(木) |
無敵の蘭 |
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この教室もオープンしてまもなく3ヶ月が経とうとしています。
数多くの方、オープンのお祝いでお花送って頂きありがとうございますm(_ _)m
今日の日記はそんな花がテーマです。
オンダダンスの花は(たぶん)長持ちしています。理由は直射日光が当たらない。気温が比較的一定。などいろいろあるのですが、やっぱり一番の理由は世話をしているのがあの遠田進先生本人だからだと思います。
比較的良く知られていることみたいですが遠田先生はかなりの神経質!几帳面!細かい!(今日は教室にいないので明日あたりにこんな事書いて怒られそう(;_;))少しでも萎れてきている花があったら、他の咲いている花のためにこまめに取る!乾燥していると思ったら水を!はさみをとりだして枝を切る!など世話をきちんとしています。
そんな花達もさすが最近は元気をなくしてきました、しかし不思議なことにある花が特にまだまだ元気に咲いているのです。しかもその花は一番早く教室オープンより先に届いていたので丸3ヶ月ずっと元気なんです。
『どうしてこんなにずっと元気なのかなぁ』とみんなで言っていたのですが、花を贈ってくれた方にどこでその花頼んだのか聞いてみて納得!
実はそのお店はその筋ではなかなか枯れないと有名らしく、最近誕生した安倍内閣の各大臣のところにお祝いとして数多く注文を受けたお店だそうです。今はほとんど出荷してしまって在庫がないほど。お花もずっと元気で咲いていると印象に残りますからね。
いつまで元気に咲いているか楽しみに教室に来てください。 |
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2006年10月25日(水) |
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最近たくさんの人に「真理子先生、いつ電話してもいますね〜」と驚かれます。
生徒さんなんかは「なんか、教室に真理子先生がいるっていうのも不思議よね〜」と笑ってます。
「いつも遊び歩いてたのにず〜っと教室にいるとストレス溜まらない?」と聞かれますがそれが結構大丈夫なもんです。
前よりは教室にいるってくらいで、火曜日の夕方はジムに木曜日は香織ちゃんが来てくれるからほぼ1日出歩けるからだと思いますが。
前はいつもエステの後は誰にも会わないようにキョロキョロしながら(まあ、これじゃ誰も私と気がつかないだろうと半分は気を許しながら)まっすぐ家に帰ったもんですが、近頃はその後も島屋で化粧をして教室に登場し仕事をしてから帰ります。
私に会うたびに荒井清先生は「真理ちゃん、ちゃんと教室にいるの?遊び歩いてちゃ駄目だよ」とおっしゃいますが、この真面目な私の姿をひと目見ていただきたいと思っているくらいです。
「今までが異常なんだよ。普通はそうやって働くんだよ」と遠田君にはよく説教をされますが自分では私もやればやるもんだと自画自賛しております。
木曜日の夜は月に2回くらい遠田君が会議でいないことが多いので「今日くらいは早く帰って良い?」と聞いたら「なに言ってんだよ。俺がいないときこそちゃんと教室にいるのが普通だろ」とまたまた説教されました。
実は心の中で「遠ちゃんがいなくなったら帰っちゃおかなぁ〜」と思っていたらヒデキチが悪魔のように「先生、遠田先生には内緒にしておきますから帰って大丈夫ですよ」と言うので帰ろうとしたら、なんとなれない事務仕事に時間がかかって結局10時までいる羽目になってしまったり、私の悪巧みに気がついた遠田君が自分のいない日は自分のアマチュアカップルを私の予約帳に勝手に書いてあったりで、最近の私はすごく真面目に教室におります。
しかし、唯一社長遠田進が早帰りを許してくれる日があります。
それはゴルフの前日。
翌日の早起きに免じて月に1回、ゴルフの前日の水曜日だけは早く帰れます。
そして今日はその日。
張り切って帰ろうとしたら「最近サボってヒデキチにばっかり書かせているから日記は書いてから帰るように」という社長命令でただ今あせって書いております。
あせれば、あせるほど文章は浮かばず益々あせる、、、
ホントは島屋によって帰りたいのに、買い物する時間がなくなる〜〜〜
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2006年10月24日(火) |
感謝! |
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昨日僕宛に大会の時の写真が届きました。知り合いの先生に習っている方なんですが、いつも写真をたくさん撮って、送ってくれるんです。本当に嬉しい限りです。
皆さんも一度は自分の踊っている写真を見たことがあると思いますが、写真を見ると大変勉強になりますね。写真は嘘つかない。遠田先生も嘘つかない。10月10日の日記に書いてある通りなんか怒って踊ってる様な顔をしている写真が多い・・・(^_^;) せっかくなので遠田先生の挿絵と見比べてみてください。遠田先生、絵もうまいんですねぇ!(感心してる場合じゃないですよねぇ・・・)
『先生の言っていることをしっかりやっているはず』『絶対自分はそんな風になってない』とダンスをやっている人(特に男性)は一度は思ったことがあるはず。実際僕もその一人。でも写真は嘘つかないですねぇ。10月10日の日記を真理子先生が書いている時、僕の心の中では『精一杯笑顔で踊っていたのに!』と思っていたのです。でもこの写真!まだまだ修行が足りないですね。昔の偉い人(たしかソクラテス)の『無知の知』という言葉を思い出します。自分が知らないことを知る。自分ができていないということを自覚する。
この写真のおかげでちょっと成長した気がします。本当に感謝です。
気がするんじゃなくほんとに成長しろ!! 真理子 |
画 遠田進 |
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2006年10月23日(月) |
JBDF選手権 |
土曜日、日曜日とJBDF選手権を見てきました。
やはり試合を見ると考えもリフレッシュされるし、お疲れ気味だった社長は休めるし、なかなか有意義な2日間でした。
やっぱりダンスって言うのは難しいもんだと思いました。
自分に、自分達にちょうどよいトーンを見つけるというのは至難の業だと思います。
そんな頑張らなくても、、、と思う選手や、競技会なんだからもっとやる気を見せてよ、、、と思う選手、どちらも自分のベストを尽くしているのは分かるのですが見ているほうにうまく伝えるのはなかなか難しいと思います。
自分が楽しめば良い、というものでもなくやっぱりそこはプロなんだから、自分はもちろん観客の皆さんの共感を得られるダンスができた時は最高だと思います。
ショーを見に行く観客の皆さんは始めからその人を見に行くわけですからみてもらえますが、競技会に来てくれた人の目を引き、応援をもらえるのは結構大変です。
自分の感覚と見た目が必ずしも一致するとは限らないし、私達も長い間競技選手として踊ってきたわけですが納得できた踊りができたのは2回か3回くらいだったと思います。
自分が今引退した立場になってみると、これもまた難しいことが多いなとつくづく感じました。
せっかく良い踊りをしている若い選手に正当な評価が与えられなかったら「自分の踊りはだめなんじゃないか」とあせり、踊りを変えようともがいて違う方向に行ってしまったり、あまり精彩のない踊りが続いても結果が変わらないとこれで良いんだと満足してしまい、自分を向上させる努力が足りなかったりと、コーチのみならず良い選手を育てるにはジャッジも観客も大切なんじゃないか、、、とかいろんなことを考えさせられた試合でした。
競技会もためになりましたが、普段会えない友達に会って情報を得るって言うのも競技会の楽しみです。
今回も檜山のくみちゃんから「ダイエットは運動1割、食事9割ですよ」のありがたいお言葉を頂き早速お昼は少なめにしました。
夕食も軽めに、家に帰ってからも少なく(ホントは食べないと良いって言うのは100も承知なんですが)、明日の朝も少なくとご飯を買って教室に帰ってきたら「先生、なにそんなにたくさん買ってきたんですか?」といきなりヒデキチに驚かれました。
うるさい!!お昼が少なかったから目が何でも欲しいんだい!!
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2006年10月21日(土) |
掃除好き?? |
Before |
今日は真理子先生が大阪に応援に行ってしまったので、代わりによくこの日記に登場するヒデキチが代筆をさせていただきます。実は代筆、今回で2回目なんです。今までの日記で一回だけ真理子先生になりきって代わりに書いたことがありますので、暇な方前の日記をよく読んで探してみてください。ちなみに遠田先生は「真理子先生はこんな丁寧なこと言葉使わねーよ。」と、すぐ見抜かれてしまいましたけど・・・(^_^;)
今日は掃除の日!
土曜日は遠田先生方が仕事などで外に言っていることが多いため僕一人になることがたびたびあります。
そんな土曜日は掃除の日!と決めてあるのです。
床についている黒いワックスのごみを取ったり、エアコンのフィルターを掃除したり、鏡を拭いたりなどいつもきれいといわれるオンダダンスでもよくよく見るとまだまだ掃除のやりがいあります。
ちなみに左の写真は掃除前と掃除後の写真です。
やっぱりとってもきれいになりました。
決して照明のおかげでそう見えるわけではないですから(>_<)
もともと掃除は好きですが僕が一人のときに必要以上に掃除に励むのにはちゃんとした理由があります。
先日遠田先生とお客さんの会話で
お客さん「そういえばこの間あの教室見学に行って来たのよ!」
遠田先生「で、どうだった??」
お客さん「それが教室が汚なかったのよ。」
遠田先生「えぇ〜!?まだオープンしてそんなにたってないじゃん」
お客さん「でも汚なかってのよ。○○先生(その教室のオーナー)が居なかったせいか、黒いのもいっぱい落ちてたし、なんか教室の雰囲気もだれてた感じがしたの!教室入って『すみません?』って言ったけど一回目は反応なくて二回目でやっと控え室から出てきたのよ!」
という会話!
その後の遠田先生の一言
遠田「ヒデキチ。どこで誰が見てるかわからないからな。」
ということでできるだけ掃除。
すみません。小心者で。
そんな今もおなかが空いてきたのに『スタジオを空けてコンビニに行くちょっとの間に電話かかってきたらどうしよう』と悩んでいる小心者。
真理子先生!
秀樹先生への道がさらに遠のいていく気がします。 |
After
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2006年10月20日(金) |
グット ボーイ! |
故 ボビーアービン |
明日、明後日と大阪でJBDF選手権があります。
明日の午後から応援に向かいます。
みんなどんな踊りを見せてくれるのか、とても楽しみです。
ダンスの競技会は、好みがあるのがジャッジの難しいところです。
私の好みのダンスというのは、、、、
話はたぶん40年くらい前にさかのぼると思いますが、私達の師匠桝岡肇先生が始めてロンドン行ったときの話。
桝岡夫妻はレン スクリブナー先生に師事しました。
今のように、あっちの先生こっちの先生とレッスンに行くはずもなく毎日レン先生のレッスンを受けていました。
そして全日本チャンピオン桝岡肇は自信満々にナチュラルターンをしたところいきなり「ノー!!」と言われたそうです。
負けず嫌いな桝岡先生は意地でも「OK」といわせようとあの手この手でがんばったそうですが何度やっても駄目。
そのうち頭にきてレッスン場の隣でネリーさん(レン先生のパートナー)とスロットマシーンで毎日遊んでいたそうです。
フロアーではレン先生が栄子先生相手に踊り、その隣でスロットマシーンに明け暮れる桝岡先生でしたがやがて帰国の前日。
「このままじゃ日本に帰れない」と思った桝岡先生は「おい、栄子。ちょっと俺に教えてみろ。その代わり嘘教えたらただじゃおかないぞ」と威張りながら栄子先生に教えを請うたそうです。
さすが栄子先生は、運動能力も感性も優れていたらしくみごと桝岡先生にレンの感覚を伝授し最後のレッスンで「OK」を貰ったそうです。
「良いか、ジミー(桝岡先生の愛称)、ダンスは足で踊るんじゃない。今のようにボディで踊るんだ」とのお言葉を頂き帰国の途に着いたそうです。
その桝岡先生からダンスを習った私はやっぱり足だけという踊りはあまり好きではありません。
ジョン ウッドのようにボディを使ってそれを女子に表現させるような踊りが理想です。特にまたアン ルイスは特別しなやかな無限大という言葉がぴったりな女性らしいダンサーだったと思います。
そんな桝岡先生の教えは遠田君にも多少なりとも受け継がれてたようではじめてロンドンに行って今はなきボビー アービン先生のレッスンを始めて受けた時「あなたは日本人にしては珍しくボディーを使うダンサーだ。誰に習ったの?」と聞かれたので「ミスターマスオカ」と応えたら「マスオカ メイクス グッド ボーイ」と言う言葉を頂きました。
えっ!?グッド ボーイってことは私はグッドに入ってないわけね。ガク
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ジョンウッド組 |
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